えーっと、明日から行ってきます。
絵も小説もやっぱり終わりませんでした。
とりあえずドイツで仕上げれたらいいなと思います(小説の方)。
そういえば、漫画の達人の2つめ出ましたね。
すっごく悩みましたが、800円以上はやっぱ出せないよ(泣)。
諦めます、はぅぅ……。
小説の方、途中までは書けたので、こっちにのっけておきますね。
若干スタンプ・デッドの人の書き方に似てしまってるやもです。5巻完結おめでとうございます。最後の最後までギャグでシリアスでよかったです。
とりあえず、円花とくっつくのもいいですが、弓といつまでも友人でいてあげてください、彗さん。てか、少しは気にかけてやれ!弓、天ちゃん失っちゃってるんだから(むしろ、天ちゃんが居なくなって、弓の腰に刀は差さったままなのかが気になる。
えーっと、うちが書いたほうに戻しますね。
小説の方は、まだ書き終わりどころか、見直しすらしてない状況なので見たい人だけどうぞ。
かなりかわっちゃう部分があるかもしれません。
春休み中には終えれるようがんばりますよー。
P.S.バトンは帰ってきてからやりますぜー>えみっちゃん
絵も小説もやっぱり終わりませんでした。
とりあえずドイツで仕上げれたらいいなと思います(小説の方)。
そういえば、漫画の達人の2つめ出ましたね。
すっごく悩みましたが、800円以上はやっぱ出せないよ(泣)。
諦めます、はぅぅ……。
小説の方、途中までは書けたので、こっちにのっけておきますね。
若干スタンプ・デッドの人の書き方に似てしまってるやもです。5巻完結おめでとうございます。最後の最後までギャグでシリアスでよかったです。
とりあえず、円花とくっつくのもいいですが、弓といつまでも友人でいてあげてください、彗さん。てか、少しは気にかけてやれ!弓、天ちゃん失っちゃってるんだから(むしろ、天ちゃんが居なくなって、弓の腰に刀は差さったままなのかが気になる。
えーっと、うちが書いたほうに戻しますね。
小説の方は、まだ書き終わりどころか、見直しすらしてない状況なので見たい人だけどうぞ。
かなりかわっちゃう部分があるかもしれません。
春休み中には終えれるようがんばりますよー。
P.S.バトンは帰ってきてからやりますぜー>えみっちゃん
はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……。
足はどんどん重くなり、息もあがっていく……。
本当のボクは、こんなに走れるはずないのに……。
はぁ……はぁ……。
だけど、そろそろ『こっち』での体力も尽きそうだ……。
振り向くまでもない、さっきからボク追いかけているのは……。
1・追うカラス
「…………はぁ~。またかぁ~」
真っ暗な闇の中、彼女―水待 青(みずまち あお)―は大きなため息をついた。さきほどまで自分は授業を受けていたはずなのだが。ここにいる以上、何かあったのだろう。
「で、今日は何?」
どこかにいるであろう『それ』に向かって問いかける。
「……また、悪夢」
軽い光を伴い現れたのは、十五歳くらいの少年。何にも興味がないといったような顔と声で答える。
彼の名前は蒼(そう)=アルブレヒト。日本人でもドイツ人でもなく、悪夢を食べる獏である。何故人型をしているのかは、追々わかるだろう。わかるはずだ……多分。
「いや、悪夢ってのはなんとなくわかってるって。やることなんて、悪夢かナイトメア退治じゃん」
バキバキと、肩の骨を鳴らしながら青は、さらに尋ねる。肩こりなんて、あっちの体が感じてるだけだろうが、先程まで椅子に座ってた者としては、なんとなくの習慣でやってしまう。
「で、何の悪夢なの?」
「カラス……」
「は?」
「小さいカラスが1羽……少年を追っている」
「それはまた……なんというか……」
彼女がこの仕事を始めてから、まだ1年くらいしか経っていないが、今日は軽いほうの部類だろう。
まぁ、悪夢というのは人それぞれであるし、この前などチワワに追いかけられる夢を解決したばかりだ。悪夢を見ている本人は怖がっていたが、青は捕まえてわしゃわしゃしていた。わしゃわしゃ……
「チワワ……可愛かったなぁ」
「……?」
完全に意識がチワワへと飛んでいる青を、蒼は怪訝そうに見ている。この二人にはよくある光景である。
そんな彼女の仕事は、夢先案内人。水先案内人が、安全に水上を渡れるよう導く人なら、夢先案内人は、安全に悪夢から逃れるよう導く人である。
とはいえ誰でもなれる職業でもなく、実際、青自身ですら蒼に言われるまでこんな仕事は知らなかった。別に夢先案内人になる気もなかったのだが、他人の悪夢に入れる楽しさからか、青は徐々にこの職業にのめりこんでいった。
「はっ! チワワじゃなくて、カラスだったね!」
やっと青がこっちの世界へ戻ってきたようだ。
「そう……。もうチワワは、いい?」
「むー……いや、早く戻んないと授業ヤバいじゃん!」
淡々と何事もなかったかのように蒼が訊く。
若干名残惜しそうにしつつも、青は今寝ている自分を思い出し青ざめる。
夢先案内人が、悪夢を見ている人に案内する時、案内人自身が悪夢の中に入る必要がある。青の担当はこの県のみなので、普段はあまり昼に強制就寝させられることはないのだが……。
「誰だよ、昼間っから、寝てるやつ! 文句言ってやるー!!!」
右腕をぶんぶん回しながら、蒼の開けた扉に彼女は入っていった。
<続きは帰ってきてから>
足はどんどん重くなり、息もあがっていく……。
本当のボクは、こんなに走れるはずないのに……。
はぁ……はぁ……。
だけど、そろそろ『こっち』での体力も尽きそうだ……。
振り向くまでもない、さっきからボク追いかけているのは……。
1・追うカラス
「…………はぁ~。またかぁ~」
真っ暗な闇の中、彼女―水待 青(みずまち あお)―は大きなため息をついた。さきほどまで自分は授業を受けていたはずなのだが。ここにいる以上、何かあったのだろう。
「で、今日は何?」
どこかにいるであろう『それ』に向かって問いかける。
「……また、悪夢」
軽い光を伴い現れたのは、十五歳くらいの少年。何にも興味がないといったような顔と声で答える。
彼の名前は蒼(そう)=アルブレヒト。日本人でもドイツ人でもなく、悪夢を食べる獏である。何故人型をしているのかは、追々わかるだろう。わかるはずだ……多分。
「いや、悪夢ってのはなんとなくわかってるって。やることなんて、悪夢かナイトメア退治じゃん」
バキバキと、肩の骨を鳴らしながら青は、さらに尋ねる。肩こりなんて、あっちの体が感じてるだけだろうが、先程まで椅子に座ってた者としては、なんとなくの習慣でやってしまう。
「で、何の悪夢なの?」
「カラス……」
「は?」
「小さいカラスが1羽……少年を追っている」
「それはまた……なんというか……」
彼女がこの仕事を始めてから、まだ1年くらいしか経っていないが、今日は軽いほうの部類だろう。
まぁ、悪夢というのは人それぞれであるし、この前などチワワに追いかけられる夢を解決したばかりだ。悪夢を見ている本人は怖がっていたが、青は捕まえてわしゃわしゃしていた。わしゃわしゃ……
「チワワ……可愛かったなぁ」
「……?」
完全に意識がチワワへと飛んでいる青を、蒼は怪訝そうに見ている。この二人にはよくある光景である。
そんな彼女の仕事は、夢先案内人。水先案内人が、安全に水上を渡れるよう導く人なら、夢先案内人は、安全に悪夢から逃れるよう導く人である。
とはいえ誰でもなれる職業でもなく、実際、青自身ですら蒼に言われるまでこんな仕事は知らなかった。別に夢先案内人になる気もなかったのだが、他人の悪夢に入れる楽しさからか、青は徐々にこの職業にのめりこんでいった。
「はっ! チワワじゃなくて、カラスだったね!」
やっと青がこっちの世界へ戻ってきたようだ。
「そう……。もうチワワは、いい?」
「むー……いや、早く戻んないと授業ヤバいじゃん!」
淡々と何事もなかったかのように蒼が訊く。
若干名残惜しそうにしつつも、青は今寝ている自分を思い出し青ざめる。
夢先案内人が、悪夢を見ている人に案内する時、案内人自身が悪夢の中に入る必要がある。青の担当はこの県のみなので、普段はあまり昼に強制就寝させられることはないのだが……。
「誰だよ、昼間っから、寝てるやつ! 文句言ってやるー!!!」
右腕をぶんぶん回しながら、蒼の開けた扉に彼女は入っていった。
<続きは帰ってきてから>
PR